- こうけい
- I
こうけい【光景】(1)目に映る景色や物事のありさま。
「ほほえましい~」
(2)日のひかり。IIこうけい【公卿】(1)「くぎょう(公卿)」に同じ。(2)古代中国の三公と九卿(キユウケイ)。IIIこうけい【口径】(1)大砲や管(クダ)など, 円筒形のものの内径。(2)レンズ・鏡の有効直径。IVこうけい【康慶】鎌倉前期の仏師。 運慶の父。 東大寺・興福寺の造仏に一門を率いて参加, 慶派発展の基礎を築いた。 興福寺南円堂の不空羂索(フクウケンジヤク)観音・四天王・法相六祖像などを制作。 東大寺の伎楽面には康慶の作銘がある。 生没年未詳。Vこうけい【後勁】後詰(ゴヅ)めの精鋭部隊。VIこうけい【後景】背後の光景。 特に, 絵画・写真・舞台装置で, 背後に配置する光景。 背景。⇔ 前景VIIこうけい【後継】地位・財産・業務などを受け継ぐこと。VIII「~者」「~内閣」
こうけい【拘繋】捕らえてつないでおくこと。IXこうけい【狡計】ずるい計略。 わるだくみ。Xこうけい【皇系】天皇の系統。 皇統。XIこうけい【紅閨】婦人の寝室。 美人の寝室。XII「翠帳(スイチヨウ)~」
こうけい【肯綮】〔「肯」は骨についている肉, 「綮」は筋と肉とのつなぎめ〕物事の急所。~に中(アタ)・る〔元史(王都中伝)〕要点をおさえる。 急所を突く。XIII「実に~・つた剴切な御考へ/坊っちゃん(漱石)」
こうけい【興京】中国, 遼寧省の撫順の東に位置する都市。 1603年, 清の太祖ヌルハチがここに築城。 清朝の発祥地として知られる。 ホトアラ。XIVこうけい【鎬京】中国, 武王の建国から東遷までの周(西周)の都。 今の西安にあたるといわれる。 宗周。XVこうけい【高啓】(1336-1374) 中国, 元末・明初の詩人。 字(アザナ)は季迪(キテキ)。 号は青邱子(セイキユウシ)。 詩風は軽快で平明。 友人の罪に連座して刑死。 作「高青邱詩集」など。XVIこうけい【黄経】天球上の一点から黄道に下ろした垂線の足と春分点との角距離。 春分点より東へプラスに測る。 黄緯とあわせて天球の黄道座標を形成する。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.